「福島の家」は自社ビル内に設けられた住まいです。
設計依頼の段階では、他事務所において設計済で現場は上棟間近であり、エレベーター・階段及び階高も決定されていましたが、設計条件等ご希望をお聞きして改めて設計しました。 全体的に上品で上質な「和」の空間をテーマに、必要以上の無駄な広さを求めずコンパクトに機能・設備を集約させ、「和」の要素を基本に時が経つほど味わいが出る自然の材料を吟味して使い、いつまでも和らかで居ごこちのよい、「終の住まい」を求めました。 平井憲一
※左の写真は玄関・ホールです。