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『先人が残してくれた貴重な遺産』

「木と紙と土」で構成された日本の民家は、その土地の気候風土により、それぞれが固有の建築形態を長い年月を経て熟成させてきました。
特に古民家の木造軸組は、木の持つ自然の曲がりを巧みに適材適所に配置し簡素で力強く、尚かつ繊細で柔らかさを合わせ持った、世界に類をみない木組みは日本固有の完成された建築美です。建物を支えるための構造材である柱・梁ですが、先人の匠たちの比類まれな美的センスにより必要以上に大きすぎず・小さすぎず、実にバランスのとれた部材を用いています。部屋の意匠・設えも日本人が大切にしてきた「暮らしの室礼」に必要にして十分な簡素な空間構成になっています。その美しい建築空間に住まうには、「忍耐」と「努力」そして、日本人が大切にしてきた「察するこころ」「思いやるこころ」を家族全員が持ち合せていたので、障子一枚・ふすま一枚の仕切だけでも、互いのプライバシーを確保できました。 しかし、社会構造が大きく変化して”日本人の意識構造も変質した現代”において、旧態依然とした住居形態を踏襲して再生するだけでは、現代人の住まいに成りえません。
先人が残してくれた古民家を「”いま”を大切に住まう」そして「未来へ繋ぐ」ための古民家再生の「かたち」を提案いたします。

◇STYLE-1=不便を楽しみエコ生活を体験するなど、非日常を愉しみ古民家の情緒を大切にした再生。

都会生活に飽きて田舎暮らしを求め野趣味な生活を希望される方、別荘的な住まい、古民家ダイニング等の店舗、古民家の宿などであれば、古民家のもつ粗野な趣を大切にして、現況に不都合な箇所をリフォームする程度で現状「復元」に近い再生をおこなう。

◇STYLE-2=住まう・生活拠点としての古民家再生。2世帯・3世帯同居も考え、敷地全体で再生プランを考える。

「モノに囲まれ、モノに占拠されている」現代人の生活では、昔の住居形態(間取り)のままではとても不便です。
不便を解消するには、間取りを根本的に検討し直す必要があります。間取りが悪いと毎日イライラして生活が苦痛になってきます。古民家再生の場合は、座敷の位置が決まっていて位置を変更するのは難しいですが、その他は必要部屋数・収納スペースの配置と量・家事動線・水まわり・家族間のプライバシー確保及び、2世帯の場合は親世帯の部屋に近接して水まわりを配置するなどを考慮して、床の高低差のバリアフリー化・新築住宅並みの断熱・耐震仕様などの「設計技術力」で現代に蘇る古民家を再生をする。

又、将来を考え、2世帯・3世帯同居することも考慮し、敷地の建物全てを含んだ平面計画をしておくことで、親から子へ、子から孫へ、孫から曾孫へと受け渡し、世代ごとの大規模な改造工事に費用を掛けないよう、最初にしっかりしたグランドデザインをしておく必要があります。

『現代に蘇る古民家』

上記の古民家再生事例は、ご依頼主のさまざまなご要望・耐震性の向上・古民家再生費用などの条件をクリアして、「古いものを大切にしたい」という情緒的な思いに、現代の「住まい」としての機能と利便性を考え、便利で使い勝手の良い古民家になるよう丹念に再生した古民家再生事例です。私たちの再生スタイルは、どんなご要望でも必ずご期待に応えられる「わがまま住宅」を提案・具現化できることだと自負しています。
条件設定がきびしい依頼は大歓迎です。古民家再生ネットワーク 平井憲一

古民家再生を考えておられる方の最大の不安は「古民家再生費用」だと思います。
当たり前のことですが、工事をする場所・範囲・規模・仕様・設備等のグレードの諸条件によって工事費は決まります。基本的には、同じ条件で見積をお願いした場合は、A社もB社もC社も金額は変わらないはずです。提示された工事金額が仮にA社が安い!となれば当然、安いほうがお買い得のようですが、本当に安いのか?単に数字が低いだけかも分かりません。構造安全上絶対にしなければいけない工事をしなかったり、粗末な材料を使用したり、設備が不十分であったりすれば当然見積金額は低くなります。見積金額だけ見て判断するのはとても危険です。見積書を見ても、素人では仕様内容まで理解はできないでしよう。

 「古民家再生費用」の目安は、左の「古民家ヲ再生スルニハ」をクリック

古民家再生工事には、「設計施工一体化」で再生工事を行う方法と、「設計と施工の分離方式」で行う2種類の方法があります。

「設計施工一体化工事」とは、建設会社が設計・施工をおこないます。
☆メリットは、見積もり段階では、工事予算を希望額に合わせてくれます。又、間取り・仕上等の要望もお施主さんに逐一聞いてくれます。
★デメリットは、古民家再生工事は既設古民家を解体しないと施工判断できませんので、最初は安い見積金額であっても解体後に、「この柱はシロアリ被害に・・・、この梁は腐って取替が必要です・・・」と言われ工事代金を追加請求される可能性は大です。又、当然工事をして頂けると思っていた箇所が「見積に入っていません!」と齟齬が生じたり、工事中に些細な要望をいって気がつかないうちに高額な工事金額に膨れ上がるケースも多いです。間取り・仕上についても、出来上がった建物の使い勝手が悪かったり、出来上がりのイメージが悪くても、「お施主さんの要望どうりにさせて頂きましたので・・・」で終わりです。

「設計と施工の分離方式」は、一級建築士が古民家再生設計をおこない、施工は建設会社に工事を発注して古民家再生工事をおこないます。
★デメリットは、設計料が別途必要になりますので、全体予算がアップするように思われています。
☆メリットは、間取り・仕上は勿論、お施主さんのご要望通りにさせて頂きますが、さらに我々が長年積み上げてきた経験とセンスをプラスして「より便利で住みやすい未来に繋がる古民家」を提案させていただきます。(古民家再生実例を参照)
そして、お施主さんと十分な打合せを経て、仕様書・設計図等が作成されれば、現場説明を行い建設会社に見積を依頼して、見積金額が出れば、その金額が妥当かどうか精査して「良いものをより安く」購入できるようアドバイスいたします。
それと、上記のような解体後に追加請求が無いよう交渉致しますが、万が一追加請求を認めざるを得ないときは、今までの豊富な経験による金額の査定交渉を責任をもって行います。又、図面・仕様書等に明記していますから、この個所は「見積に入っていません!」などと言われるようなこともありません。

「設計者はお施主さんの味方」です。古民家再生に熟練した一級建築士が参加するだけで、適当な見積書を提出できなくなります。

 最初は高い見積であっても、各項目ごとに金額を細かくチェックして、交渉を重ね金額を適正価格に落としていきます。

古民家再生実例の写真をみれば、かなり高額な再生費用が掛かっているように見えますが、同じ坪数・規模であれば殆んど建設会社さんの設計施工一体工事金額と変わりません。しかも、設計費用を含んでも古民家再生費用は変わりません。

工事においても、「設計施工一体工事」では、「プロの請負者」と「素人の発注者」との契約になり、「部屋をもっと明るくして欲しい」と要望してもプロの監督・職人さんに「構造上出来ません!」と云われれば、素人とすれば納得してあきらめてしまいますが、本当は部屋をもっと明るく出来るかも知れないのです。熟練のプロの設計者が参加すれば不可能を可能に!限られた予算で後悔のしない古民家再生ができます。「古民家再生に精通した熟練の一級建築士が、お施主さんの味方」になるわけですから、トータルで考えれば安くつきます。結果のメリットがなければ、我々にたくさんの依頼が来ないと思います。

無料建築相談を行っていますので、お気軽にご相談下さい。納得のいくまでご質問に誠意をもってお応えいたします。
ホームページでは、個人情報とセキュリティ対策のため「平面図」及び「工事金額」を掲載していませんが、ご相談時に既設古民家が現代に蘇る古民家に変身するプロセスを工事写真等さまざまな資料も交えて説明させて頂きます。もちろん具体的な古民家再生費用もお教えいたします。

ご家族みなさんでお越しいただき、受け継い遺産を生かして、家族が元気に快適に生活のできる古民家に再生して、次の世代に受け渡していく
「未来に繋がる古民家再生」を語り合いませんか!

又、現に古民家再生工事を行いトラブルを抱えて方には、困りごと相談のアド バイス業務もおこなっています。

それと、もう一つ大事な点は、中途半端なリフォームはかえって高くつきます。
古民家再生依頼を受けて現地に伺いますと、キッチン・お風呂など水まわりスペースのリフォームをよくされていますが、そのほとんどは、必要な設置場所がないため、不便な場所に設置されたり、部屋が暗く、段差解消もできていない危険なお宅が殆んどです。とりあえず不便・不具合の解消のためにされたと思いますが・・・
行き当たりバッタリのリフォームは「もったいない!」の一言です。
プチ・リフォームを考える場合でも、大袈裟に云えば将来の家族構成の変化を考えた「平面計画=間取り」にしないと結果お金をドブに捨てるようなものです。大切なことは、「将来の変化に対応できる設計力」です。

下記は編集中