|
この「古民家再生ネットワーク」のホームページをご覧になり、ご相談に来られのがご縁でこのプロジェクトが始まりました。
現場は、新建材で被われた家々に囲まれた中に古びた門屋があり、小さな潜り戸から中に入ると、家人に大切に見守られてきた庭が客人を迎えてくれます。
しかし、庭全体の印象は雑木と雑じり合い印象がぼやけて見えていました。 当初のご要望は、母屋の1.2階と奥の既設ダイニングルームなどのスペースでのリフォームするお考えでしたが、私たちは、この残された「庭」を最大限生かしたプランを考えました。 季節感を肌で感じることができる「吹きさらしの渡り廊下」で門屋と母屋を繋ぐことで「庭」を切り取り、今まで気付かなかった庭本来の良さを導き出すことができたと思っています。 平井憲一
|
